今日は、4月1日にオープンする阪神北広域小児急病センターの下見に行ってきました。
伊丹・川西・宝塚の3市と猪名川町が共同で運営をする15歳までの子どもを対象とした救急病院です。救急ですから、平日は夜間7時30分から翌朝6時30分、土曜日は午後2時30分から翌朝6時30分、日曜日は午前8時30分から翌朝6時30分までが診療時間となります。地域で小児科が減っていること、市民病院の小児一次救急患者の増大と小児科の縮小で、1市だけでは対応ができなくなったので、広域でなんとかしよう、ということで伊丹市に建設されたものです。
センターの中は、病気の子どもさんたちがちょっとでも和めるように、と色使いもやさしい色に統一され、動物や果物の絵が診察室のドアに描いてあるなど、とても明るい雰囲気に出来上がっていました。ここにくるだけで、病気がちょっとよくなってしまう、病気でなくても来たい、そんな感じがします。
病院が休診のときに子どもが急に具合が悪くなると、親はとてもあわてます。そんな親御さんの支えになってくれると信じています。一方で昼間から具合が悪かったのに病院にいかず、夜になってあわてて救急車を呼ぶというケースも増えています。救急車を呼ばなくてもすぐに行ける小児専門の病院があれば、安心です。
子どもさんのいる女性の医師も診療を担当してくれると聞いています。きっと、親身になって診察に当たってくださると思います。親と医療機関が協力して、子どもの病気の回復と健康のために、この急病センターを上手に利用してくれたらいいなあ、と思いました。