暑い日が続く中、子どもたちの楽しみはプールです。でも、あの事故の後、各地でずさんな安全管理が指摘されたプールは営業を休止していて、思わぬ暑い夏になっています
伊丹市に関しての報告では、市内全プールを調査した結果、排水口の安全蓋が固定されていない学校が、天神川小、有岡小、花里小、西中、伊丹高等学校の5校ありました。すべて使用を中止し、ボルトによる固定ができ安全が確保できた学校から使用を再開しています。
市立緑ヶ丘プールについては、排水口は固定されていましたが、吸い込み防止金具がないため、職員増で安全確保に努め、8月9日の営業終了後、吸い込み防止金具を設置し、営業を再開しています。
市南部の女性児童センターの児童プールは、環水口のふたがボルトで固定されておらず、なおかつ吸い込み防止金具もなかったため、現在(8月11日)も使用中止が続いています。こちらは、形状的に吸い込み防止金具の設置が難しいらしく、ボルト固定をしっかりさせてから再開する予定だそうです。
管理は指定管理者制度で管理者に任せたとしても、プール開始前の点検は市の立会いのもと、市の責任で行われなければなりません。それがキチンと行われていたか、目下調査中です。