月曜日から、2泊3日で長崎を訪れていました。目的は原水禁界大会長崎に参加するためです。7日の開会式に続いて、8日には岡まさはる記念館見学と軍艦島に船で迫るピースクルーズ、そして今日は、平和更新と爆心地での黙祷、原爆記念館を見学してきました。
原爆資料館の周辺ではさまざまな平和の取り組みがなされていました。1辺の木に平和のメッセージを書いて、それで垣根を作ろう、というグループがありましたので、私も書いてみました。「武力に守られない、ほんとの平和がほしい」と。
長崎から伊丹空港に着いたその足で、川西市での平和街宣に合流しました。そこで、平和っちゅうもんは力ずくでまもらにゃ、そのためには軍隊と軍備がいる、と声をかけられました。たった1発の原爆で7万以上の人が一瞬にして焼き殺された経験は、今の日本には活かされていないのか、人類はいつになったらその愚かさに気づくのだろうか、と悲しくなりました。イスラエルの爆撃の下で、罪のない子どもたちが殺され続けていることを、テレビは報道しているというのに。自分の身に降りかからないと、自分の子どもや親が殺されなければわからないのかもしれない。それは、各国の為政者にこそいえることなのだろうと思います。
訴える力が欲しい。