昨日は担当からメールがあり、今朝新聞が取り上げていました。
先だっての、市内小学校女子バスケ部のコーチによる
強制わいせつ事件を受けて、伊丹市教育委員会では、
子どもがSOSを発信しやすい、こどもからの相談に特化した相談窓口
(仮称)「伊丹っ子 SOS相談室」を開設することになりました。
明日から開設のようですが、まだ詳しい内容は決まっていないようです。
ただ、
電話番号は、072-780-4493
(伊丹っ子SOS相談室)
と決まったようです。
お悩みの子どもさんは、明日電話してみてください。
このような子どもからの悩み相談に特化した相談窓口の設置は、
川西市の「こども人権オンブズパーソン」が有名で、
議会でも伊丹市でも開設したらどうか、と取り上げましたが、
「学校や総合教育センターにも相談窓口はある」
「学校には、スクールカウンセラーさんなどがいらっしゃる」
とにべもない答弁でした。
それが、7月29日の記事を受けて8月10日に開設。
やればできるじゃないですか、と称賛したい一方で、
システムがキチンと構築できているのか、疑問です。
こどもの相談をどこへどうつなぐのか、
背景や親や学校がある場合、どのように対応を求めるのか、
事件性がある場合は、どうやって警察へ連絡するのか、
子どもの心のケアはどうするのか、などなど。
しっかりとシステムが構築された上での設置なら喜びますが、
元校長による強制わいせつを何とか払拭しなければ、
という対応での開設なら、子どもを傷つけるケースが出てくるかもしれません。
8月10日以降、市のHPや広報いたみで発信するそうですが、
こどもが見る媒体でしょうか?
本気でやるなら、学校のメールを使って、
一斉配信くらいやるべきだと思います。