(山ほどいただいた山椒の葉っぱ、木の芽です)
書評を読んで、すぐに買ってしまいました。
環境系の実践書籍は、アメリカやカナダの翻訳ものが多く、
日本の生活習慣には少し取り入れにくいものがあります。
筍の木の芽和えを作るために木の芽を買いに行かなきゃ、
と思っていたのですが、知人宅に山椒の木があったことを思い出して、
厚かましくも電話をかけ、分けて頂戴!と言ったところ、快諾。
菜園の野菜も携えて、久しぶりに訪れると、
「コロナで人にも会わないので、来てくれてありがとう!」と
言ってもらえました。
木の芽をいただいただけでなく、彼女と話しができたこと、
元気に過ごしていることが分かって、とても嬉しかった。
お金で買っていれば、彼女の家に行くことも話をすることも無かった。
「買わない生活」が思いがけないプレゼントをくれました。
100均でなんでも買えるので、すぐ買ってしまう癖がついています。
探す、工夫する、誰かに借りる、誰かからもらう、
という、買う以外の手段を忙しさにかまけて除外しています。
それを気づかせてくれました。
本のタイトルは「ギフト・エコノミー」なので、本の中の実践は、
「自分の持っているものをあげます!」から始めています。
先に「これを下さい、これを貸してください」というニーズが
わかっている方が無駄がないように思います。
自分の使わないモノが誰かの役にたてるのなら、モノが生き返ります。
メルカリやジモティーなど不用品を必要な人に売るサイトがありますが、
無料でください、上げます、はなかなか広がりにくいようです。
何とか地域で立ち上げることができたらなあ、と考え中です。