議会報告「ばんことジャンプ!」を受け取った方から、
どうして市のホームページと感染者数が違うのか?
とお問い合わせを受けました。
8月11日の伊丹市の感染者数は、NHKウェブニュースによると、
伊丹市のHPでは、
しばらく前までは、この表はありませんでしたので、
伊丹市が詳細を把握している症例の数が感染者数とみなされていました
(例えば、8月11日は、46例目、と表示があります)。
あくまでも、伊丹市在住、性別、年齢、渡航歴のある無しなどが
分かっている人(公表してもいいとしている方)が症例としてカウントされていました。
8月11日の表を見ると、NHKウェブニュースの数字とほぼ同じになっています。
患者数が変わらないのに、感染者数が増える理由は、
「伊丹市健康福祉事務所管内」で、住所地を非公表とされている人がいるからです。
一定期間を過ぎると、住所地のみ「伊丹市・川西市・猪名川町」に
分類されるので、感染者数が上積みされます。
感染者数の公表は、感染抑制にさほど効果が無いと言われますが、
やはり、市内でどれくらいの感染者が出ているかは気になるところです。
また、伊丹市健康福祉事務所管内で
住所地を公表したくない人が多いのも、気になります。
公表すると非難・中傷・差別の対象になる事例が起こっているからでしょうか。
最近では、感染スポットといわれる場所以外に、
どこのだれでもかかることがわかってきました。
感染スポットでウィルスが湧いて出てくるのではなく、
感染対策が緩かったがゆえに感染拡大が起こったと思うべきでしょう。
感染者に対する非難・差別が続くと、
特に若い人ならば重症化しないので、
病院に行ってPCR検査を受けることさえしなくなるのではないでしょうか。
そうなると、感染ルートがわからない感染者が増え、
高齢者への感染が増えることも考えられます。
立秋を過ぎたとはいえ、暑さのピークに居ます。
暑いけれど、人の多いところではマスクを忘れず、
石鹸を使った30秒手洗いは続けていきたいと思います。