外国人就労に関心がありましたので、
伊丹商工会議所で開催された研修会に参加しました。
令和元年10月末現在、ハローワーク伊丹管内での外国人就労者数は、1800人。
内訳は、 伊丹市内 350社 1,152人
川西市内 130社 600人
猪名川町 50人
となっているそうです。
ちょっとデータが古いのですが、
2018年時点の外国人労働者数は約146万人、そのうち3割が東京で勤務、
兵庫県では約3万4千人が働いておられます。
改正入管法が施行され、新たな在留資格に「特定技能」が加えられました。
政府は受け入れ上限を34万5千人としていますが、今年11月の時点では
許可では1,572件、受け入れ人数では219人に留まっているそうです。
労働力不足、過酷な労働を嫌う若者(誰だってですが)などの理由から、
日本中の企業は外国人労働者の雇用に前向きです。
伊丹市は中小企業が多く、新卒若者の雇用ができない、
と昨年私が行ったアンケート結果からも出ています。
伊丹市として今後外国人労働者を増やしていく方向にあるのか、
増やすとして、市は中小企業にどんな支援ができるのか、
増やすとして、市は市民理解を得るために何をするのか、
増えた外国労働者に市民として定着してもらうために何ができるのか、
などなど。
西台に日本語学校があって、そこの学生さんの約半分が
伊丹市内にお住まいとも聞いています。
確実に、多文化共生の社会がやってきています。