(H27年1月に竣工した新庁舎、教育委員会はここから徒歩5分ほどの南館にあります)
三田市教育委員会を訪問したのは、
PTAの無い学校があるらしい、
連P(その市の単位PTAをまとめる組織)に加入していないPTAがあるらしい、
教育委員会が連Pの事務局を担っている、と聞いたからでした。
Q. PTAの無い学校はあるのですか?
A. H27にできた新しい特別支援学校にはありませんが、
他の学校園には保護者会はあります。
ただ、幼稚園と小学校で1つの育友会を作っているところもあり、
学校園の数と保護者会の数が一致していないので、そう思われているのでしょう。
Q. 単位PTAで連Pに加入していない学校園があると聞いていますが。
A. 幼稚園はすべて加入、
小学校20校中11校加入、
中学校8中学校中5校加入がしています。
Q. 加入していない単位PTAがあるのはどうしてですか。
A.ニュータウン建設の頃、新しい学校がどんどんとできて、
新しいところは加入しなかったのではないかと考えられます。
Q.連Pに加入するように呼びかけはしていますか。
A.各単位PTAの判断なので、教育委員会としてはノータッチ。
連Pさんは加入促進運動はしているようです。
今年1校のPTAが新に連Pに加入しました。
Q. 加入しているところとしていないところの違いは。
A.活動はそれぞれなので、どう違うかわかりません。
連P主催の講演会や行事に未加入のPTAも参加されています。
(連Pさんの加入促進活動の一環で、未加入でもウェルカムだそうです)
Q.教育委員会が連Pの事務局を担っている理由は。
A.過去からそうだったので、理由はわかりません。
教育委員会から連Pへ講演会などの動員なども行っていません。
連Pの理事さんの代わりに連絡調整をしています。
お話をしてくださった担当者さんは、学校での教員経験もあり、
三田市の学校でのPTA活動についても個人的な経験を語ってくださいました。
活動内容も伊丹市といろいろと違う点があり、へえー、とびっくり。
それは、市の歴史だったり、学校や地域の特色だったり、役員の思いの
違いから生じるものなのでしょうね。
ただ、間違いなく言えることは、どこのPTAも
自分の子どもが学ぶ学校をよりよくしたい、子どもたちのために自分たちも学びたい、
という共通の思いで活動が続けられてきているのだと思います。
そういう意味で、PTAは無くてはならないものです。
ただ、時代が変わっている中で、活動を負担に思う保護者がいることも確かなこと。
それならば、会員で考えて変えていけばいいのだと思います。
過去にPTA役員を何度か務めたOGの反省を込めた感想です。