GW最終日は、雑草抜き三昧の一日でした。
午前中は、ポケットパーク(?)の雑草取り。
オオムラサクラが終わった後には、飯南ツツジが花を付けています。
今の時期は、雑草も伸び盛り!
ちょっと油断をしているすきに、花が咲いて実を付け、
すでにあちこちに種がこぼれ落ちてしまっていました。
今頃から、繁殖が始まるのが、ムラサキカタバミ。
江戸時代に観賞用として輸入されたものですが、今は雑草。
綺麗な青味がかったピンクの花を咲かせますが、
桜の栄養を横取りする程増えるので、抜くしかありません。
こんなふうに固まって咲いています。
ちょっとクローバーみたい。
草だけ引っ張ると、白い茎の部分から切れてしまいます。
土を深く掘って抜くと、地下部は↓の写真の様になっています。
大根みたいなのが、牽引根と呼ばれます。
その上についているのが、木子(きご)と呼ばれる球根で、1つ1つが発芽します。
大根様の牽引根は、夏になると縮小し、木子が離れ離れになり芽を出します。
駆除するには、こんなふうに抜いて焼却すればいいのですが、そのまま土に置いておくと、
乾燥に強い木子は雨が降ると芽吹いて、また増えます。
雑草は何とかして子孫を残そうと、あの手この手を使ってきます。
ムラサキカタバミは、日本では種子を付けないので
この無数の木子で繁殖するのです。
環境に合わせて進化したのでしょうが、やはり雑草は雑草。
「大根」ごと抜けた時の快感がたまりません。
そして、雑草の大群は農園にも。
作物の伸びよりも、雑草の伸びの方が早いほど。
ジャガイモの花に癒されながら、
GWの最終日の午後は、暮れていきました。