小池東京都知事が主催する「希望の塾」で、
次期都議選候補を選考する試験が行われたと、ニュースで報道されていました。
出題された論文のテーマの1つが「二元代表制」だったとか。
国会は、議員内閣制をとっており、議会の多数会派が内閣を形成し、首相を指名します。
国会議員は国民が直接選ぶことができますが、首相を選ぶことはできません。
地方政治では二元代表制をとっており、首長、議員ともに直接選挙で選ばれます。
今回試験を受けた人たちは、小池知事の推薦で都議選に立候補することになります。
当選したら、当然、知事与党(数的には野党になるかもしれませんが)になります。
二元代表制の特徴の1つは、議会と首長が対等な関係にあるということで、
よく「車の両輪」と言われます(実際には、議会は補助輪であることも多いのですが)。
知事の推薦を受けて当選することで、知事と議員(議会)の対等な関係が保たれるのか、
知事が間違った判断をしたときに、NOと言えるのか、
気になるところではあります。
こんな回答をすれば、失格でしょうね。
しかし、数千人もの塾生を集め、多くの都民に都政に目を向けさせた小池百合子知事。
凄すぎます。
かつて、兵庫6区から立候補、当選され、伊丹市内に事務所を構えていた小池さん。
小池さんファンは、伊丹市にもとてもたくさんいます。