11月16日、17日の両日、議会改革特別委員会視察で、
栃木県栃木市と埼玉県飯能市を訪れました。
視察項目は、
栃木市 ‐ 議員倫理条例の制定について
合併前の栃木市議会では、平成17年にすでに議員倫理条例が制定されていたが、
平成22年の合併で条例は廃止、新な市議会で議会基本条例を制定、
その中で倫理条例を定めることを明記された。
かつての条例は、市長・市民の責務も定めていたが、新たな条例は議員のみ。
市から補助を受ける団体の長(自治会長)にはならない、などの条項は無く、
平成17年のものより弱い条例になっている。
理由としては、合併で様々な立場の議員が当選したために、実情に合わせた。
伊丹市議会でも、議会基本条例に「政治倫理」の項目は有りますが、
条例を制定する、という内容は「解説」編に上がっているだけです。
今後、条例とするのか、内規とするのか、議論が交わされますが、
資産公開無し、議員の自治会長、各種団体の役員(市から補助を受けている)OK、
のような骨抜きの内容なら、条例ではなく、内規でいいと考えています。
栃木市役所は、駅前の百貨店が撤退するにあたって、
その土地を買い(29億円)、築20年の建物は無償譲渡を受け
21億円かけて改修されたそうです。随所に百貨店の面影が有りますが、
天井は高く、フロアーも間仕切りが少なく広々としています。
1階には店舗を誘致し、食品マーケット、洋品店などが入っています。
駅前に巨大な空店舗ができるのを防ぎ、中心市街地の活性化の一助に。
マスコットキャラの「とちべー」と。