伊丹市・議会改革特別委員会が取り組んでいる課題に、「議会報告会」と「市民と議員の意見交換会」があります。その具体例として、今日は宝塚市の意見交換会を傍聴に。先日の特別委員会の後に、各委員に案内が配られましたので、3名の委員と事務局からも傍聴に来ていました。
2つの半に分かれ、それぞれ13名(宝塚市議会は議員数26名)の議員が、2つずつのテーマで7名の市民の方のご意見を聞かせていただく、という形式でした。2つの班を傍聴させていただきましたが、1つの班は1人が3分意見を述べて、その後議員からの意見や感想、さらにその市民の方の意見と言う展開。もう1つの班は3人(ないし4人)すべての市民の方が意見を述べてから、議員や市民が意見を出し合うというもの。市民と議員の議論を深めるというよりは、意見を聴く会、公聴会に当たるものです。
発言者は合計14名でしたが、傍聴は50人位いらっしゃったかな。発言者は事前に申込みがいるようなのです。年齢・性別に偏りが無いように配慮させていただいた、とのことでしたが、14名中13名がシルバー男性。もしかしたら、申込みの段階で抽選に漏れた年代の方がいらっしゃるのかもしれません。
伊丹市議会で宝塚市議会と同じようなやり方でいいのかは、これからの特別委員会での話し合いになります。参加された市民の方の満足度や議会や議員への効果、準備の内容など、どのようになっているのか、知りたいところです。幸い、広報・公聴委員長が友人の大島議員だったので、近いうちにレクチャーをお願いしようと思ってますが。
特別委員会でも近いうちに視察を、という話が出ましたが、お隣の市で先進的に取り組んでいる宝塚市があるのだし、近畿圏内にも議会改革を勧めている市はいくつもあります。宿泊を伴う視察で遠くの自治体に行かずとも、近くの自治体から学ぶこともできるのでないでしょうか。そこから議会改革が始まります。