各市で、プレミアつき商品券の発売や販売受付が始まっています。伊丹市でも、6月10日まで、葉書かネットで申し込めます。一人5冊まで、5冊買えば1万円分のプレミアが付きます。引き換え場所や引き換え期間、使えるお店、使える期間など、ちょっと注意が必要ですが、伊丹市のホームページや広報伊丹の特集号でもお知らせしていますので、参考にしてくださいね。
この商品券は、「地域消費を拡大するための国の交付金」を利用して、各市が取り組んでいるものです。お得なだ、と思う2000円は、モチロン私たちの税金です。
伊丹市を例にとると、6万冊(6億円分‐当初です、補正があって少し増えましたが)を発行するために、国から受け取った交付金は1億9千4百万円。そのうち、1億2千万円がプレミアとして使われます。残りの7千4百万円が、商品券の印刷や引き換え券の郵便代、この事業にあたる人の人件費などに使われます。
1人5冊、4人家族なら最高20冊まで買えます。最大4万円のプレミアがゲットできます。
お金のある人ほどプレミアをたくさんもらえる。みんなが5冊ずつ買ったら、1万2千人にしかその恩恵にあずかれない。この事業を市に対して「どうなん?」ということはできません。使える補助金や交付金はすべて使って、必死で経済活性化に取り組んでおられます。でも、国に対しては「このお金の使い方でええん?これで地方消費が拡大すると本気で思ってるん?」と言いたい。