伊丹山本線というより五合橋線と言った方が、分かりやすいかもしれません。
宝塚から尼崎へ抜ける南北の道として交通量も多く、生活道路として自転車や歩行者の利用も多い道です。にもかかわらず一車線でかつ歩道が狭くて、車・自転車・歩行者ともに不便でした。
歩道が狭いのは、昔にできたままの姿の道路だったこと、街路樹が歩道に植えられているのですが、年々大きく育ってしまったこと、都市化の影響で歩道上に電信柱が建てられたことが考えられます。
街路樹は年々大きく育ち、植樹升を持ち上げ舗装をも持ち上げるので、歩道はでこぼこ。車いすやベビーカー、歩行に不自由な方の杖がひっかかったりと、危ない目に遭われるのも何回もみたこともありました。県の道路担当の方が掃除や調査に来るたびに、改善をお願いしていたのですがなかなか取り組んでいただけませんでした。でも、やっと改良されることになって喜んでいます。ただ、今回の工事区間は、常岡病院から斎場までの数百メートル。説明に来られた県の職員さんは、今年度予算はここだけになりますが、順次拡大していきます、とのこと。
同じ五合橋線でも、尼崎市域は何年も前に歩道のリニューアルがなされました。伊丹市が遅れた理由としては、緑比率(市内にどれだけ緑があるかの割合)にこだわって、街路樹を抜くことを嫌がったとか、県道整備に伊丹市が負担金の関係で及び腰だったとか。噂で聞いた話ですから、そんなことは無いと思います。ただただ、改良されることがうれしいです。
五合橋線を北上すると、桜ケ丘の交差点がありますが、ここは最も歩道の幅が狭いところ。歩道の真ん中に電信柱が鎮座しているので、店舗と電信柱の間は、わずか60cm、ベビーカーや車いすはいったん車道に出なければなりません。
ここにも、早く改良の順番が回ってくることを願っています。