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みなさん、綺麗な月が見えていますか?
登ってきたころは、まだむら雲がありましたが、今はすっきりと見えています。
仲秋の名月とは、旧暦の8月15日の夜の月のことをいい、必ずしも満月ではないそうです。今夜の月は月齢14日、満月は明日だそうです。
お月見のお供えは、ススキにお団子。このお団子も地方によって違います。私は、関西に来るまでまん丸のお団子しか知りませんでした。関西のお団子は、丸っこい円錐状のおもちにこし餡が巻かれています。この形の言われは、仲秋の名月が里芋(関西では小芋と言います)の収穫時期にあたり、サトイモを模したお団子をお供えしたということです。
一説には、白いお団子では値段が安いから、付加価値をつけて高く売るために、アンコを巻いた、というのもあります。関西人なら考えなくもないなー、と妙に納得してしまいますが、真実は上記のようです。
9月に入り、夜もいっきに涼しくなりました。今夜は名月を眺めながらちょっと夜更かしでもしましょうか。
自転車のちょんちょん乗り、ってわかりますか?
自転車のサイドに立って、片足をペダルにかけ、もう一方の足で地面を蹴って乗る乗り方です。地方によっては、つんつん乗りとかおばさん乗りとか女乗り、と言われることもあります。女乗りに対して、男乗りという乗り方もあって、同じように片足をペダルにかけてステップしながら乗るのですが、足をサドルの前から回すのではなく、後ろからひらりと回す乗り方です。これは、トライアスロンでランの後に自転車に飛び乗るときにも使われます。
でも、このちょんちょん乗りは、前や後ろに子ども用のシートが付いていたり、重い荷物を積んでいるときは、バランスがとりにくいのでできませんし、危険です。その場合は、またがってスタート乗り、という乗り方になります。
この乗り方ができるのは50歳以上に限られるそうです。もちろん、私もちょんちょん乗りをします。またがってスタート乗りもできますが、タイトスカートをはいているときなど、ちょっと厳しいいので、年齢がばれる(汗)、と思いながらも、ついついちょんちょん乗りとなってしまいます。
なぜ、50歳以上なのでしょうか?どうやら自転車の普及率と関係があると言われています。この年代の人たち(私を含めて)は、子どもの頃に成長に見合った自転車が家になく、親やきょうだいなど年上の人が使っていた自転車を乗らざるを得なかった。その自転車は体にあった大きさではないので、またがってスタート乗りができなかったので、ちょんちょん乗りになった、らしいです。三角乗り、という乗り方をご存じの方もいらっしゃると思いますが、その方はもう少し年齢が上の方ですね。
自転車の安全教室では、サドルにまたがって後ろの安全を確認してスタート、と教えてくれます。子どもに自転車の乗り方を教える時も、またがってスタートさせます。
ちょんちょん乗りも、いつか消えて無くなってしまうのですね。
ちょっと前の事になりますが、残っていた18きっぷを消化するために紀伊半島一周にチャレンジしました。
伊丹→大阪→和歌山→御坊→紀伊田辺→新宮→多気→亀山→柘植→草津→尼崎→伊丹
というルートがぐるっと一周になります。亀山から伊丹までは先日の帰省のときに通ったので、今回は伊勢からは、時間の都合もあって、近鉄を使いました。
あたりまえのことですが、都市部から離れれば離れるほど電車の本数が減ります。
伊丹駅では大阪方面行きは日曜日の10時台には12本出ています。大阪から和歌山行きは、紀州路快速が1時間に4本出ています。それが、和歌山から御坊行きは1時間に2本になり、御坊から紀伊田辺行きも1時間に1本となってしまいます。紀伊田辺から新宮行きは、普通電車は3時間に1本、ただし特急は1時間に1本走っています。
電車の本数が減る駅は閑散とし、自販機する無い駅もあります。駅前もシャッター通りとなってお弁当を買う店など、どこにも見当たりません。電車よりも車を使う人が増え、大きな道路沿いには店舗が貼りついているのでしょう。
国鉄は車社会の到来によって電車を使う人が減って赤字となったので、より経営しやすいように分割して民営化されました。その結果、利益の出ない地方路線は、運行本数が減ったり、3セクになったり廃線になったりして、その地域の人たちの不便につながりました。不便になると、車を使う、車を使うと電車に乗らないので、さらに運行本数が減って不便になる、すると若い人は都会に出ていく、人口が減る、過疎化が進むという不の連鎖が起きてしまいます。
第2次安倍内閣の発足で地方創生大臣が新たにできました。大臣となった石破氏は全国一人口の少ない鳥取県出身です。地方の過疎化を身をもって実感しているのではないでしょうか?具体的にどんなことをやってくれるのかはわかりませんが、ぜひ地方創生に鉄道を生かして欲しいと思います。
18きっぱーの勝手な願いですが。
9月1日は、防災の日です。1923年に9月1日に発生した関東大震災にちなんで1960年に制定された日です。今年は、伊丹市でもシェイクアウトという行動を取ろう、と呼びかけがありました。
シェイクアウト(shake out)とは、2008年にアメリカで始まった行動で、drop-cover-hold on, つまり姿勢を低く頭をかばってじっとしている、地震発生直後の被害から身を守る行動のことだそうです。
私も小学校の頃、地震避難訓練なるものがありました(45年くらい前?)。校内放送で、「地震が発生しました!」という声が流れると、児童は一斉に机の下にもぐりこみ、揺れが収まったら校舎外に逃げるというものでした。あの頃からやっていたんだ、と思う反面、なぜ途中でそんな訓練がなくなり、今またアメリカの提唱のシェイクアウトが防災取り入れられたのか、不思議に思っています。
地震などの災害には、どこで遭遇するかわかりません。自宅でいるときなら、もぐりこめる場所、避難経路もわかりますし、備蓄飲食料もあります。でも、通勤通学途中だったり、買い物先の店だったり、旅行先だったり、はたまた移動中の車の中で、という可能性も多いにあります。そんな時はどうしたらいいのでしょうか?冷静になって行動する、それしかありませんね。
自宅にいるとは限らないのだから、食糧の備蓄もやめて、その時に任せよう、なんて思いませんか?いえいえ、できることはやっておきましょう。何年も保存できる食料や飲料が結構お手頃価格で販売されています。何年も保存できるとなると、買ったことや賞味期限を忘れてしまうかもしれない、と思うなら、乾パンやビスケットなどを大目にストックして回転させるのもOKです。
(郵便局で買える防災グッズのパンフレット、自宅まで配達してくれます)
備えあれば憂いなし、今一度心に刻んでペットボトルのお水を買いに行くとしましょう。