9月1日は、防災の日です。1923年に9月1日に発生した関東大震災にちなんで1960年に制定された日です。今年は、伊丹市でもシェイクアウトという行動を取ろう、と呼びかけがありました。
シェイクアウト(shake out)とは、2008年にアメリカで始まった行動で、drop-cover-hold on, つまり姿勢を低く頭をかばってじっとしている、地震発生直後の被害から身を守る行動のことだそうです。
私も小学校の頃、地震避難訓練なるものがありました(45年くらい前?)。校内放送で、「地震が発生しました!」という声が流れると、児童は一斉に机の下にもぐりこみ、揺れが収まったら校舎外に逃げるというものでした。あの頃からやっていたんだ、と思う反面、なぜ途中でそんな訓練がなくなり、今またアメリカの提唱のシェイクアウトが防災取り入れられたのか、不思議に思っています。
地震などの災害には、どこで遭遇するかわかりません。自宅でいるときなら、もぐりこめる場所、避難経路もわかりますし、備蓄飲食料もあります。でも、通勤通学途中だったり、買い物先の店だったり、旅行先だったり、はたまた移動中の車の中で、という可能性も多いにあります。そんな時はどうしたらいいのでしょうか?冷静になって行動する、それしかありませんね。
自宅にいるとは限らないのだから、食糧の備蓄もやめて、その時に任せよう、なんて思いませんか?いえいえ、できることはやっておきましょう。何年も保存できる食料や飲料が結構お手頃価格で販売されています。何年も保存できるとなると、買ったことや賞味期限を忘れてしまうかもしれない、と思うなら、乾パンやビスケットなどを大目にストックして回転させるのもOKです。
(郵便局で買える防災グッズのパンフレット、自宅まで配達してくれます)
備えあれば憂いなし、今一度心に刻んでペットボトルのお水を買いに行くとしましょう。