4月25日、藤原市長の3期目が始まりました。きっと、職員のみなさんには、心のこもったご挨拶をされたことと思います。藤原市政の2期の実績は、職員さんの努力であり、3期目の成功も職員さんの頑張りにかかっています。藤原市長におかれましては、職員の声に耳を傾け、職員さんの働きやすい職場にするように努力していただきたいです。それが、職員さんのやる気と努力こそが市民サービスの向上につながることを、実感しているものとしての、感想です。
今回の市長選挙、投票率は前回選挙(8年前)の28.3%から41.9%と大幅にアップしました。その中で藤原氏の得票数は、次点の岩城氏(13,041票)のトリプルスコア(41,267票)となり、圧勝でした。
今回の市長選挙の争点は期せずして、維新vs地元(大阪vs兵庫)となってしまったことに圧勝の因があったのではなかったでしょうか?最終日、阪急伊丹駅前はさながらに、大阪市のように、大阪府知事・大阪府会議員・大阪市長・大阪市会議員が結集。伊丹の市政に大阪もんが口をだすな、のヤジも飛ぶ有様。決して維新の会に拒絶反応があるわけではなく、よそもんを排除する伊丹市民の気質が出た、というところだと分析しています。
ただ、残念だったのは、現職の藤原氏に対して現職部長と現職議員が立候補した意味が、私たち市民には理解できなかったことです。なぜ、自分の退路を断ってまで藤原氏に対抗しなければならなかったか。そこを語るとネガティブキャンペーンになってしまう恐れがあり、2人の候補者が語りきれなかったのしょう。
3期目の藤原市政、選んだ・選ばなかったにかかわらず、私たち伊丹市の舵取りを藤原氏に任せた私たちは、選挙が済めば終わりではなく、しっかりと市政に関心を持ち続けることが大切だと思います。