本日は、議会運営委員会と代表者会がありました。
代表者会の議題はいろいろありましたが、
重要なものが2点。
①協議の場としてどの会議を位置づけるかー
今は、代表者会、議員総会、正副委員長会、常任委員協議会、議員研修会、議員互助会、互助会監査などが、正式な(公的な)協議の場としてとらえられていないのです。つまり、公務ではなく任意の会議としてしか捉えられいないということです。これを、公務として位置づけると、公務災害の対象にもなりますし、議員の公務の日数としてカウントされる、かつ公開しなければならないということです。
これに対して、代表者会は傍聴者がいると自由活発に議論ができないから、公開にすべきではない、だから公的な協議の場とはしないほうがいい、という意見が、新政会、公明党の会派から出されました。
わが、いたみ未来ネットは、すべての会議は公開でよい、と考えているので、すべて正式な協議の場と位置づけてよい、と意見を述べましたが、結論は先送りすることになりました。
気になる議題のもう一点は、前にも書きましたが、
②特別委員会の中で市長が「訂正を求める」と言った発言に対して、議会としてどう考えるか、というものです。議会、委員会というのは、議会制民主主義を具体的に行う場であり、議員は発言に全責任を負っています。それを、自分の意見と違うからといって訂正を求めることができるかどうどうかということが問題でした。
代表者会では、委員会のやり取りいかんで、市長が発言訂正を求めることは可能だとする3つの会派があり、言い過ぎだという会派が3つあり、結論が出ませんでした。
議長(現在の議長がどなたかは、市議会のHPで確認できます)は、市長の言い分もあるだろうし、議員にも言い過ぎのところがあったから、議会全体としては問題にしない、会派で対応してください、ということで、と締めくくられました。
訂正を求められることが、議会制民主主義にとって、どのような意味を持つのか、理解していただけなかったことに、自分の説明のまずさを反省しております。
しかし、市民の代表として選ばれた議員が、全責任を負って発言しているものに対して訂正を求められても、問題なしとする現在の議会のあり方に、市民のみなさんはどうお考えになるのでしょうか?