ガソリンの価格がなかなか下がりませんね。
運送業界は悲鳴を上げています。
秋になって、お出かけしたくても、
こうガソリンが高くては、近場か公共交通機関でいくか、
となります。
公共交通機関を使うことは、それはそれでCO2の削減にもなって、
いいことだとは思いますが、このままだと、
経済の一層の冷え込みにつながるのではないでしょか。
ガソリンの価格は
本体価格、ガソリン税、上乗せ税、消費税の4つからなっていて、
上の表示のようにリッターあたり186円の場合、
本体価格 115.3円
ガソリン税 28.7円
上乗せ税 25.1円
合計 169.1円
消費税 16.9円
186円
つまり、ガソリン税にも上乗せ税にも消費税がかけられている。
消費税とは、
商品・製品の販売やサービスの提供などの取引に対して広く公平に課税される税、
なわけで、税金に税金をかけて負担を求めるのはおかしいのです。
軽油で走る車を社用車で使っていた時は
軽油税は非課税でした。
リッターあたり166円の場合
本体価格 118.9円
石油税 2.8円
合計 121.7円
消費税 12.2円
133.9円
軽油税 32.1円
166円
となっています。
石油価格の高騰対策には、
まず、税金に税金をかけることを是正する、
トリガー条項を発動させて、上乗せ税をなくす、
ことに尽きるでしょう。
元売りにいくら補助したところで、
消費者にそのまま還元されるとは限りませんし。