(シートだけでは、寒かった避難所、福祉避難所だけ畳が敷いてありました)
(市内畳店のオーナーさんです!)
(下にリンクも貼ってありますので、是非ご覧ください)
1月14日のスポーツセンターの避難訓練で、
福祉避難所にだけ、畳が敷かれているのが分かりますか?
必死で組み立てたダンボールベッドの上にも敷かれました。
この畳は行政が準備したものではなくて、
市内の畳業者さんが無料で届けてくださったものなんです。
公共施設には畳敷きの部屋は多くありません。
避難所になる体育館は、板張りで天井が高く、
冬の避難では寒さも応えますが、
床の堅さが体に応えるそうです。
その木の床に畳みを敷くだけで、
かなり快適に過ごせるそうです。
協定を結んでいる自治体に災害が起こった場合、
地元畳店が各避難所を回って自治体担当者と打ち合わせ、
必要な枚数をはじき出し、全国の協力店に
製作を依頼する、連携して集積し、被災地へ届ける。
それが「5日で5000枚の約束」なんです、
と熱く語ってくださった、市内畳店のオーナーさん!
熊本地震の時は約4000枚の畳が
全国から被災地へ届けられたそうです。
災害のために畳を備蓄しておくことはできませんから、
非常にありがたいことです。ただ、
そのご厚意に甘えるだけでいいのでしょうか?
私たちの家庭でも、洋式化で畳の部屋は無くなりつつあります。
活動を支えてくださる畳屋さんは、
仕事が無くなってきて、存在が危ぶまれています。
公共施設にいくらか畳の部屋を作る、
学校児童くらぶの部屋などに畳の部屋を作る、
そんなことができないものでしょうか?
畳文化を引き継いでいくことと、
災害への平時からの備えになると思うのですが。