一般質問のもう一つと議案質疑は、
伊丹市立男女共同参画センター「ここいろ」について行いました。
コロナによる公共施設の休館の時期にスタートした「ここいろ」。
伊丹市民が待ち望んだ施設ではありましたが、
存在を知ってもらって、来館者を増やすには、
かなりのご苦労があったことと思いますが・・・
以下、質問した内容の一部です。
詳しくは、市議会のHPから動画を見ていただくことができます。
昨年の来館者約1万5千人のうち、
むっくむっくの利用者が約1万人。
講座・相談のうち伊丹市民の割合は、
調査していないので、わからない。
セクシャルマイノリティ相談は、
約95%が市外の相談者。
女性カウンセリングのカウンセラーは、
フェミニストカウンセラーではなく、産業心理士。
講師・相談員はすべて市外の方。
啓発講座等に関する市の助言等は、
指定管理者の自立性に任せている。
今回指定替えの時期でしたが、
同じ団体がさらに5年間、「ここいろ」を
管理運営していただくことになりました。
この団体は、30年以上前から
女性のエンパワーメントを目指して活動しておられる、
また、宝塚市の男女共同参画センターを長く
指定管理されている、優れた団体です。
ただ、だからと言って、
伊丹市の男女共同参画に関する課題を
的確に把握し、伊丹市に合った事業展開ができるかどうか、
は別物です。
あくまでも、伊丹市の担当課が主体となって、
団体に指定管理させる、
市民も共にセンターを作って、育てていく、
ということが重要だと考えます。