2021年の伊丹市の大きな事業といえば、新庁舎の建設工事でしょう。
完成は、予定通りにいけば、2022年の11月頃です。
コロナの時期に中止か延期を! という声もお聞きしますし、
議員の中にもそのような主張をする方がいらっしゃいます。
4月の市長選挙に立候補を予定されている方のマニフェストには、
新庁舎工事と新病院の建設を止めて、コロナ対策に財源を回す、
と書いてあるとか無いとか。
ここまで進んでいる事業を中止した場合の違約金はどうするのか、
ここでお仕事をされている方の収入はどうするのか、
いつならば工事を進めてもいいのか、
再開したときに、建設費が今よりも高騰している場はどうするのか?
いったん中断した工事であるためにかかる別の経費はどうするのか?
そもそも新庁舎は耐震性の無い現庁舎の耐震化(新築して)であり、
大規模な地震が起きたときの災害本部となるべき施設を作ることが目的だったはず。
大地震が襲ってきたとき、庁舎にいる市民や職員の命が失われた時の責任は、
災害対策本部の機能が果たせず、市の救援活動に支障が出た時の責任は
誰が取るのか?
新庁舎建設のために、基金を積み、有利な財源も獲得してきました。
コロナ禍で国を始めとした税収が減ることが予想されますが、
私は工事を止めるべきでは無いと考えます。
庁舎の建設工事は、新年はまだ始まっておりません。
昨年末の様子が最新のようですので、ご覧ください。
(西側をさらに掘り込んでいます、20メートルくらいは掘っているかな)
(今池は土が盛り上がってきました)
(ローラーで整地をしていきます)