(朝日新聞朝刊の記事より)
兵庫県においても、患者数が右肩上がりになっています。
知人から、「家族がPCR検査の結果陽性だったと保健所から連絡があった」
「高齢の同居者がいるので、宿泊療養施設に入れて欲しいのだけれど
直ぐには入れないみたい、どうなっているのか?」
というご相談を受けました。
兵庫県は原則「自宅療養をお願いしていない」と発表しています。
あちこち問い合わせた結果、ようやく保健所の休日専用電話に繋がり、
状況をお聞きすることができました。
15日(知人の陽性が判明した日)は、前日に比べて多くの感染者が出たために、
対応に追われている。
肺炎を起こしている高齢者でも入院先を決めるのに少し時間がかかっている、
無症状の方には在宅をお願いしているわけではなく、
順番にご案内をしているが、なかなか追い付かない。
ご理解いただきたい、
とのことでした。
これは、まさに医療体制のひっ迫?
確かに、市立伊丹病院も自衛隊病院もクラスターが発生して、
新たな入院も救急も受け付けていません。
近畿中央病院でも2つ目のクラスターが発生したと、報道もありました。
陽性になった方は、それだけでパニックになってしまいます。
無症状の自宅待機者が容体急変で死亡、というニュースが出たりして、
無症状でも気が気でないお気持ち、よくわかります。
保健所が丁寧に説明しても、不安が先走って、
なかなか理解していただけないこともあるかもしれません。
県には、民間も含めて医療体制の充実をお願いしたいのと、
事実を発表して欲しい、と思います。
無症状陽性者の自宅待機が重症者を救うことになるなら、
そのように県民にお願いして欲しい。
事実を隠されるのが、一番不安になります。
(私たちにも何の情報もありません、HPで確認するだけです)
また、感染者急増で負担が増している保健所職員へのフォローも願いたい。
時短要請に多くの飲食店が応じてくださっています。
私たちも今まで以上に感染防止に努めたいと思います。