梅の頃になると、和菓子屋さんの「うぐいす餅」がよく売れるとか。
里山で「ホーホケキョ、ケキョ、ケキョ、ケキョ」と鳴き声が聞こえると、
ついついその姿を探してしまいますが、見つかりません。
ウグイス色の鳥を探すのですから、それでは見つかるはずもありません。
だって、ウグイスはウグイス色ではないから。
頭ではわかっていても、「うぐいす餅」のイメージが強くあるから、
それとも、うぐいす色という言葉に惑わされているからなのでしょうか。
イラストにも、こんなものがあります。
目の周りの白いので、これは「メジロ」です。
本当のウグイスはこんな色。
写真は、「森の父さん 花鳥風月」からお借りしました。
リンクはこちら→ http://www.tousan13.com/?p=920
枯れ木の早春の山では、まったく目立ちませんから、
見つけられるわけがありませんよね。