(畑の春菊がきれいに咲きました)
脳が錯覚することはよく知られていて、
代表的なものに「吊り橋効果」があります。
だれかと一緒に吊り橋を渡っているとき、
吊り橋を渡る時の(恐怖の?)ドキドキを、
一緒に渡っている人への「ときめき」のドキドキと勘違いしてしまうこと。
観覧車の最高地点で告白すると成功率が高いのは、
この効果のせいだと言われます。
人間落ち込んでいる時などに、無理にでも笑顔を作るようにすると、
脳が錯覚して「あ、笑っている私は今、幸せかも」と思ってしまうんですって。
同様に、下を向いて小股で歩かないで、上を向いて大股で歩くと、
脳は「元気な自分」を感じてしまうそうです。
どうしても笑顔を作れない時は、お箸などをくわえましょう。
口角が上がって顔の筋肉が笑っている時の状態になり、脳は幸せと感じます。
脳がちょっとおとぼけさんに思えてしまいます。
「笑い講」や「笑う門には福来る」は、この効果を期待したもの。
いつも笑っていると、悩みなどないんでしょ、と言われてしまうこともありますが、
それでも、いつも元気で笑っていたい、ですね。