私は、四日市生まれなのですが、両親が10年ほど前に鈴鹿市に引っ越したために、
内部駅から「四日市あすなろう鉄道」で四日市駅まで行き、
5年振りくらいかな、クラス会に参加してきました。
この路線は、もともと近畿日本鉄道が、内部線、八王子線の2線を保有し運行していましたが、
乗客の減少で、路線を廃止しバスによる運行への転換を計画していました。
それが、四日市市の提案で、近鉄から資産(施設・駅と車両)を無償譲渡してもらい、
市25%、近鉄75%の出資で新しい「四日市あすなろう鉄道株式会社」を作って、
公有民営方式で鉄道を継続することになったのです(2015年4月1日から)。
新会社の名前は「あすなろ」ではなくて「あすなろう」鉄道で、
全国にも珍しい、ナローゲージ(特殊狭軌線、762mm)の軌道に由来するそうです。
私が学生の頃は、手動のドアの車両が走っていましたが、今は自動ドアです。
エアコンもなく、車両内はモチロン狭い。
内部-四日市間を約20分で結びますが、
間の駅は、赤堀、日永、南日永、泊、追分、小古曾、と6つあり、
駅間は、700メートルから1000メートルという近さ。
まるで阪急伊丹線のような感じ、次の駅が見えるんです。
帰省した実家では、ともに80歳になる両親が健在で、
いまだに私の体のことを心配してくれるほど元気でした。
ありがたいことです。