今日は、午前中に議員総会、代表者会をこなし、
午後からは、梅田で某通信会社が主催する「議会のITC化」の研修に参加してきました。
議会のICT化とは、簡単にいうと、
タブレット端末などを利用して、各種書類・議案書のデジタル文書化によるペーパレス、
電子投票などを進めるものです。
講師の説明によると、タブレットは書類入れ、現在使っているパソコンは筆記用具にあたる。
市役所サイドから見ると、紙の資料を作成、配布する手間が省け、訂正も簡単、
いろいろなお知らせもフォルダーにアップすれば、個々にメールで配信する必要がない。
議員サイドから見ると、タブレット1台で膨大な資料を見ることができる。
また、あらゆる書類を議場、委員会室、控え室、自宅、市民の前に自由に持ち出し、
いつでもどこでも使うことができるし、資料を受け取るタイムラグが解消される、
膨大な紙の資料を持ち運びしたり、整理したりする必要がなくなる、
という説明をいただきました。
伊丹市議会は、すでに議員1人1人にパソコンが配布されており、
庁内LANにも接続されており、メールアドレスも割り当てられています。
様々な会議などの開催通知はメールで貰いますが、念のためにと紙でも配布されます。
また、各種資料も完成したものは、市民の皆さんと同じように市のHP上で見れます。
委員会などの資料は残念ながら紙でのみで配布されていますが。
今あるPCで、紙の節約や市職員の事務事業の削減はできます。
まだまだそれが十分に行われていません。
今あるものを最大限活用した上で、それでもタブレットが必要なら、
全員で、その必要性と取り入れた時のメリットデメリットについて意見を出し合い、
導入を検討すればいいのでは、と感じました。