5月4日は、女性児童センターの「子ども祭り」にお邪魔しました。
前日からの雨がすっかり上がって、とてもたくさんの子どもたちが集まって、
グランドのふわふわダックやビンゴゲームは大賑わいでした。
その帰り道のこと、教会のある交差点で信号待ちをしている私に、
お祭り帰りの少年が声をかけてきました。3年生くらいだってでしょうか。
少年‐「すみません、伊丹小学校はどう行ったらいいですか?」
ばん‐「この道をまっすぐに行って、ガソリンスタンドの交差点を右に曲がったら行けるよ」
少年‐「はい、ありがとうございます。分かると思います」
ばん‐「おばちゃんも伊丹小学校の前まで行くから、一緒に行く?」
少年‐「では、お願いいたします」
しばらく走ってガソリンスタンドが見えてくるあたりの信号で、
ばん‐「学校で誰かと待ち合わせしているの?」
少年‐「いいえ、学校の近くに僕の家があります。学校まで行けば、帰れると思って」
少年‐「ここまでくれば、わかります。ありがとうございました。さようなら。」
ばん‐「そう、じゃ、気を付けてね、さようなら」
少年‐「はい、ありがとうございます。さようなら」
少年は、五合橋線の自転車レーンを走って、自宅方向(?)に向かって行きました。
なんて礼儀正しい、そして美しい言葉遣いでしょう。
おばちゃんは、感激しました。
「ことば文化都市いたみ」の教育の成果が実を結んだのかしら。
そうだと、うれしいです。
子どもだけでなく、大人も正しい言葉遣いをしなくちゃね。
「ただいま部長がおっしゃいましたように」なんて言ってちゃ、あの子に恥ずかしいよ。