昨日の午前中、猪名川河川敷のアレチウリの繁殖状況を見てきました。
花が咲き出そうとしています。特定外来種に指定されているので種が付いたら移動が禁止されます。
何年かほそぼそと抜き取り作業に取り組んではいるものの、焼け石に水でした。また、伊丹市域で抜き取りを行っても、上流から種が流れ着いて芽をだすので、全域で取り組まなければ意味がありません。
アレチウリが何故いけないのか、ということですが、繁殖力が強くツルを伸ばす力も旺盛なので、河原一体の他の植物を枯らしてしまうからなんですね。ススキとかカヤとかヨシとか、日本の河原の原風景が失われてしまうことに繋がるから、だめなのです。
河原には他にも帰化植物(外来種)がたくさん。ワルナスビ(名前からして悪そう)は、花はきれいだけど、棘がとても痛くて、河原遊びの大敵です。摘み取ろうと手を出すと、棘が刺さりますので、ご注意ください。
環境活動は地味だけれど大切なことです。賛同して下さる人を増やしていかねば、と思います。