震災でお亡くなりになられた皆さま、心からご冥福をお祈りいたします。
そして、被災地の、一日も早い復興をお祈りいたします。
昨年、復興のために何度も補正予算が組まれましたが、地方自治体でそれを事業化する職員不足のために、なかなか復興が進んでいないので、現状のようです。その復興補正予算について、日経新聞で次のように書かれていました。
「政府は2011年度、東日本大震災からの復旧・復興事業を中心に4回の補正予算を組んだ。その額、実に16兆9400億円。被災地に回すために他の地域に我慢してもらったかというと、むしろ逆だ。全国防災対策費と称する5752億円など、震災関係経費に被災地以外に流れたお金が含まれている。 (後略)」
伊丹市の「危機管理センター」がこれにあたります。
今までは、市庁舎の耐震性も問題にしてこなかったのに、国のお金がつくとなると飛びつく。その姿勢は危機管理センターにとどまりません。
市内にハコモノは増え、イニシャルコストは国からの援助で軽くなったものの、ランニングコストが市の財政を圧迫し、さらには国の財政破綻の片棒担ぎをしているとすれば、市民として喜んでいいものなのでしょうか。