今日から3日間の日程で、伊丹市議会臨時議会が開催されています。
議案は、12月議会に否決された「伊丹市立定時制高校の兵庫県に対する負担金支払い」の1つです。市側は、根回しを経て可決される見通しをつけて、臨時議会の開催を決めたのでしょうね。
今回の議案は、前回提案した3億6千万円を、今年度から4回に分けて9000万円ずつ支払う、その理由は市が市高を引き取ってもらうための運営費補助で建設費補助ではないから、認めて欲しい、というものだそうです。
この理由で、12月議会で修正案を提案し、3億6千万円の支出を認めなかった議員さんたちは賛成にまわるのでしょうか?
伊丹市民は兵庫県民でもあります。県立高校には県税が使われるのに、伊丹市民だけが新設高校の負担金を支払わなければならない理由はどこにあるのでしょうか?
地方財政法に抵触する支払いを、法を犯してまで支払わなければならない理由はどこにあるのでしょうか?
負担金を支払わなかったら、県と市の良好な関係が損なわれると言いますが、県と市は上下関係にあるのでしょうか?
そもそも、その金額を決めてきたのは市長であり、市民も議会も知らないところで進めてきたのも市長です。最終的な責任を市民への説明責任も含めて、議会が負わされることに議員の皆さんは何とも思わないのでしょうか?