(下河原のエアフロントオアシスからの夕日。タイトルとは関係ありません)
先日の日曜日をもって、高速道路休日上限1000円と無料化実験が終わりました。
ん?
国土交通省の「高速道路の無料化社会実験」のHPには、「一時凍結いたします」とあります。
ということは、また再開する予定があるということなのでしょうか?
この実験の凍結は、東日本大震災の復興にあてる財源確保のためだそうですが、そもそもこの実験には確たる意図があって行ったものではなかったのでしょうか。その検証も行わずに「お金がないからや~めた」というのなら、悪評高き子ども手当を廃止するほうが、金額も十分に賄えるんではないでしょうか?国民の大部分が、ばらまきは要らない、と言っているのですから。
新聞でも散々書かれていますが、場当たり的な政策しか打てない政府にがっかりです。どっかにも似たような自治体があったような・・・
高速道路無料化で目的としたものは、流通コストの引き下げによる地方の経済活性化、高速道路を利用した観光振興などなど。実際に恩恵を受けたところも多くあります。一方で、JRや高速バスなど自家用車にとって代わられた企業もありました。
中でも気の毒なのは、「タコフェリー」。なんでも、フェリーは売却して、再開しようにもまた初期投資が必要になるとか。
車に乗って出かけるのが大好きな私には、とても残念です。でも、ガソリンを使って、排気ガスをまき散らかす回数が激減することになりそうなので、環境にとってはOKですね。当分、おうちっ子となって、出かけるのを極力控えることとしましょう。
そういう人、多分いっぱいいますよ。一旦引き下げたり、無料にした後の値上げや有料化は、とてつもない負担に感じられますから。この反動が、今年の夏の観光地収入の激減をひきおこさなければ、いいのですが。