昨日の大阪国際空港の活性化を考える集いに参加してきました。ある新聞には「さながらに、存続へ向けての決起集会だった」と書かれておりましたが、みながみなそうであったとは限らないということを知っていただきたいと思います。
この集会、実行委員会形式で行われましたが、基調講演の講師謝礼は兵庫県が、会場費は伊丹市が負担をし、会場設営にも市職員があたるなど、市民主体とは思われないものでした。また、会場の受付には○○県議会議員後援会の受付があったり、市職員には動員がかかっていたなど、理解できないことがいくつかありました。
井戸知事は、3空港を存続させて、さらなる利用促進を狙っていくべきだ、そのためには、現在の伊丹空港の午前7時ー午後9時の時間枠を緩和し、1日370便の便数枠を拡大していきたい、と述べました。
藤原市長は、井戸知事の発言を支持し、橋下知事が伊丹空港廃港は数十年先というのなら、それまでは最大限活性化をすすめていけばいい、と語られました。
空港存続か撤廃かは、国が決めることであり、伊丹市が訴えるべきは、いずれの場合にも、伊丹市が不利益を被ることのないようということではないでしょうか。空港活性化のために、時間枠と便数枠を緩和するのかどうか、今議会で市長に問うつもりです。