友人の扇田さんが、台柿を持ってきてくださいました。柿衛文庫の木から採ったものでは、ありませんが、れっきとした「台柿」です。実の上の部分にくびれがあるのが特徴です。とてもおいしそうに見えますが、これは渋柿ですので、硬い間はとても食べられたものでは無いそうです。かの「頼山陽」がおいしいと言って食べたのは、ゼリー状になるまで熟したものだとか。う~ん、私はやわやわの柿よりも、硬い柿が好きですが、甘いものの無かった時代には、何よりのデザートだったのかもしれません。
18日の「第6回ストリート落語」は天候にも恵まれ、たくさんのお客さんでそれはそれは賑わいました。 例年に無く、オープニングから客席は満席状態で、この日を心待ちにしていてくださった方々が大勢いらしたのだと、びっくりするやら嬉しいやら。この催しは、実行委員会の努力もさることながら、ノーギャラで出てくださった演者の方々、椅子や紅白幕を貸してくださった市役所、そしてなによりタイアップ事業の補助金のおかげで、盛大に開催することができております。近隣の商店の皆さんの協賛も忘れてはなりません。本当にたくさんの人の力をいただいて成功に漕ぎ着けたのだと、感謝しています。中心市街地の活性化の一助にと、はじめたイベントですが、来年は市の補助金がなくなります。寺原大智君という「第2の枝雀」を生み出した、ストリート落語を、今後は本当の市民主体のイベントとして続けていきたいと、思っています。