決算議会が終わりました。といっても、木曜日に終わったのですが、力尽きて更新する元気が無く・・・(泣)。
1年間の市政、行政の方々はそれはそれは一生懸命にやっていただいているのはわかります。でも、議会の役目はその政策が市民の方をちゃんと向いているか、無駄な事業は無いか、ということをチェックすることです。重箱の隅をつつくような質問も、ときには行わなくてはなりません。
もう、議員という仕事をおおせつかってから、6年にもなるのに、未だに委員会という丁々発止の場では、うまく行政側の答えを行きだすことができなくて、毎回毎回反省の連続です。どうすれば、本音が聞きだせるのか、改善に向けての前向きな答えが引き出せるのか、自分の力不足を恥じます。
決算委員会が終わってから、「東大で上野千鶴子にけんかを学ぶ」やら「デキる人は喋りが凄い」などの本を読み漁っております。どうすればディベートで相手に勝てるのか、自分の質問を的確に相手に伝えることができるのか。方法はいろいろあるけれど、技術よりも鋭い問題意識を持つことが重要だということが書かれておりました。ということは、私には、市民のための市政がどういうものか、ということがまだ十分に分かっていないということなのでしょう。
伊丹市には、いろいろな市民の方がいらっしゃって、いろいろな意見をお持ちです。たった一人の意見でも、それがみんなにもあてはまる事柄だったら、それは市全体で取り組まなければならないテーマです。逆に何百人の意見であっても、一部の利益のための意見なら、市で取り組むべきものではないでしょう。常に公平性、公益性ということを頭において、考えなければなりません。そして、何よりも市民生活や市民活動にもっと関わって、市全体をよく見ることが、今までもこれからも私に与えられた課題であると思っています。
まだまだ、もっともっと、という気持ちがなくなったら、議員の賞味期限はおしまいです。これからも、アンテナを広く高く張って、頑張っていきたい、と議会が終わるたびに決意を新たにします。