今週一週間、代表質問と個人質問の日々が今日終わりました。私は、今議会では会派の代表質問の担当をしました。質問内容は、1.市長と市民との対話、市民の参画について 2.新図書館建設 3.大阪空港と共生する都市宣言と空港を活かした活性化 4.阪急伊丹駅とJR伊丹駅の再整備の4点でした。質問と答弁(行政側の回答)で、110分の持ち時間をフルに使っての質問は、個人質問の50分に比べて倍以上ありますので、準備や質問文の組み立てに苦労します。本会議場では、あらかじめ出しておいた質問原稿と答弁書を読み上げるだけなので、やらせ、と言われることが多いのです。実際、私も最初のころはかなり抵抗があったのですが、質問状を提出して、こちらが欲しい回答が得られるように、交渉を続け、落としどころを見つけるのも、大切だし、本会議での質問、答弁は委員会や日ごろのやり取りには無い重みがあるので、重要だと思います。が、やっぱり傍聴の人には面白くないかもしれませんね。2回目の質問は原稿なしでやることも多いので、こっちが最終目標かもしれません。
新しいメンバーになってから、ほぼすべての議員が個人質問を行うので、喜ばしいことだと思ってます。今回は、新図書館建設について質問が集中しました。市長と教育長は新図書館建設の理由に伊丹市全体を「本の杜」にしよう、というという構想を新たに提案してきました。図書館は市民の生涯学習に欠くべからざるものですが、市全体がそこだけに向かっていくことに心配を覚えます。伊丹市には解決しなければならない課題がたくさんあります。市立高校の全日制と定時制の分離、子どもたちの学力の向上、宙に浮いている発達支援センターの建設、市庁舎の耐震補強工事、昭和47年ごろに一斉に建設された市庁舎を含めたたくさんの公共施設の建て替え、赤字が40億を超える市民病院の再建、赤字が5億円を超える市バスの再建。
何を最優先にすべきなのか、来週の予算委員会の中で訴えていきたいと思います。