あれは、昨年の12月18日、暖かい日だったのにいつになく寒気が。所要で三宮に向かう途中使い捨てカイロを購入。背中に2つ、お腹に2つ貼って目的地に向かいました。用事を済ませ、その晩はある若者のお祝いの宴があったので参加し、帰宅。こんなの明日になったら治ってるさ、と思ったものの寒気は増すばかり。体温計で測ると38度。7年ぶりの発熱です。明日も忘年会があるから、何とか体調を回復せねば、と早めに就寝。翌朝、まあ、いい感じに回復してるわ、まだまだ若い、と満足して、複数の忘年会を消化。でも、なんだか喉が痛いみたい。気のせいだな。まだまだ若いんだから。
12月議会の最終日、2泊3日の用事で東京へ。まだこの頃はビールも飲めたし、ご飯も食べられた。それが滞在中に、喉の痛みがだんだんひどくなり、コンビニで冷えピタを買って喉にはり、ホテルの部屋のミニバーの焼酎でシップをし、葛根湯エキスを飲んで寝た。翌日はリンパ腺が腫れているのがありありとわかった。もう唾を飲み込むのも一苦労。微熱で喉は渇くけど、水を飲むのも苦痛になってしまいました。東京から帰り、そのままタクシーで市の夜間診療所へ。「ああ~、扁桃腺が腫れて喉がふさがってますね。このままだと水も飲めなくなって点滴ですよ。しばらく安静にしておくことですね。」しかし、私は翌日から海外へ出張なのです。頼み込んで、お薬を1週間分出してもらって帰り、ほぼ徹夜で旅支度。抗生物質ってよく効くんですね。飲んで1時間もすれば喉の痛みもとれ、ご飯が喉を通るようになりました。
さて、海外での1週間はいただいた薬が効いて、快適に過ごせました。薬が切れて帰国。とたんに、吐き下しの症状が。もしや「ノロ」か?と思いましたが、病院にいく元気もなく、大晦日は、年越し蕎麦を眺めるだけで過ぎていきました。元旦の早朝は、恒例(といっても昨年に引き続き2回目だけど)の、市バスの初出を見送り、ちょっとだけ年老いた両親が待つ実家へGO。三が日はおせちを見つめて過ごしました。胃も腸も小康状態を保っていました。心配はかけまいと元気に振る舞い、3日にUターン。そこからがもう、ダメ。スケジュールをこなした安堵感からか、関節は痛い、熱っぽい、吐き気がする、お腹が痛い、喉が痛い、ご飯が食べられない、などなど。4日にやっと開いた病院に駆け込み、薬を処方してもらって、丸っと2日、コタツのお守りをして過ごしました。そして、ようやく回復したのが今日この頃というわけです。
世間では松も取れたという頃に、やっと新年初の病気自慢のようなブログ更新と相成りました。教訓1.風邪は早いうちにやっつけよう、無理は禁物。教訓2.いつまでも若いつもりでも、体は正直。体の声を聞きながら、今年は頑張りたい。教訓3.食べなければ太らない。「怪我の功名」ではないけれど、風邪のおかげ?で、今年は正月太りが阻止できました。
たかが感冒、されど感冒。