私は、大学卒業後の就職は、名古屋の小さな貿易会社だったため、労働組合とは無縁の職場でした。その後、結婚を期に退職をし、次の職場をもとめましたが、いずれも小さな企業だった、あるいは派遣だったので、やはり組合というものに無関係でした。父は公務員でした。母は中学校卒業後集団就職だったので、組合のある大企業に就職したと言ってました。メーデーには集会をし、賃上げデモも当たり前だった、と言う話を着たことがあります。
最近、いくつかの労働組合からお誘いを受けることがあります。私自身、2003年の統一地方選挙に出るときには、「大きな労働組合や大きな政党の支持を得ていません、市民派の議員です」と訴えてきました。でも、その労働組合の皆さんは私が前の選挙で言ったことなんで、なんでもないのですよ、って感じで、「正規でない労働者、パート労働者の身分保障のために頑張りましょう」と言ってくださいます。今、本当に必要なのが雇用待遇を超えた労働者の団結ではないでしょうか。働く人たちが、本当の労働の価値を取り戻すために力を合わせることが何よりも求められます。自分たちだけの闘いではなく、労働者全体の闘いが社会を変えるのだと思います。
各種労働組合の旗開き(新年の集い)がほぼ終わりました。ニート、フリーターを含め、働くひとたち、働きたい人たち、今年も頑張りましょう。人らしく働くために。