今晩、三宮で、「本当のことを知りたい!」という学習会をお知らせのとおり開催しました。心配された極右の人の参加もなく、「わかっている」人たちの集まりとなりました。各方面からの参加で65名を超える人たちが、新学期が始まった忙しい時期にもかかわらず来てくださいました。
本当に知りたいことは知らされないこと、マスコミの報道や世論調査には明確な意図が働いているので、鵜呑みにはできないこと、国連ですらアメリカに操作されていることなどを、岡山大学名誉教授の野田さんから伺いました。
意見交換のコーナーでは、在日朝鮮人の女性の方から、「お話を聞いて少し楽になりました。拉致問題以来、日本で生まれて日本で育って、日本で就職し日本で納税しているのに、とても苦しい、重い日々を送っています。その重さがいたいけない子どもたちには、暴力と言う形で襲ってくることをご存知ですか。これが民主主義の国ですか?」と問われました。強制労働で日本に連れてこられた半島の方々の遺骨の引き取りさえも、朝鮮民主主義共和国の人は日本に入ることができない、少年卓球チームも、正式に招聘にもかかわらず、韓国は日本に入れても、共和国の子どもたちは入国が拒否されたことなど、いろいろな辛いことを話てくださいました。
そして最後の結論は、わかっているものだけが、箱の中(建物の中)で思いを確認しあうのではなく、今求められているのは、わかっていない人たちに真実を伝えることだ、ということでした。会場のみんなが気持ちを新たにした一瞬でした。