1週間ほど家をあけるので、今日はもう1つ。
昨日、議会改革検討委員会があって、市議会議員の定数削減がテーマでした。現在32人(条例定数)、人口規模で決められた地方自治法定数は34人。1人欠員で、31人の議員がいますが、それを、28人に減らそうというものです。
伊丹市は人口20万人ですが、同規模の市では、平均29人だそうで、平均よりも多いことになります。減らす理由として、議員なんて高い報酬をもらって何もしていないからもっと減らせ(市民の声)、財政難だから議員を減らしてお金を別のところに使おう、市の財政難に議会自ら犠牲を払おう、などの意見が出ました。
議員って、少なければ少ないほうがいいのでしょうか?議員なんていらない、と言う市民の声は、人数を減らせというよりも、何をやっているか見えてこない、ちゃんと働け、ということなのではないのでしょうか。
議員の数を増やしたからといって、議会が活性化するわけでもなく(よりシビアな選挙戦にはなりますが)、当選した議員すべてが、ばりばり働くようになるかどうかは、確約されることではありません。それに、門戸が狭くなれば、基盤や資金のない、普通の市民が当選しにくくなるとおもいませんか?
議会の活性化、より市民に近い議会というのは、議員定数の見直しで図られるものではなく、議会が今のあり方を検証し、市民の期待に応える、開かれた議会活動、議員活動を展開することだと思います。
しかし、実際のところ、9月議会で議員提出議案として、本会議で審議される見込みです。