市内にある、県営西野団地で、後付けエレベーターを発見!!
古い市営住宅にお住みの高齢者の方から、
エレベーターを付けて欲しい、というお声をよく伺います。
古い公営住宅は、2戸ごとに階段があります。
共用廊下(通路)なるものがありません。
また、半階分階段を上がって、ドア、という造りになっているので、
エレベーターの設置が非常に難しい、と担当者から聞いています。
1階の住戸が空けば、バリアフリー改修をして、
上の階の希望する高齢者の方に移ってもらうようにはしていますが、
なかなか順番が回ってこないのが、現実です。
この、県営住宅の後付けエレベータは、
住宅の外側にエレベーター棟を造り、共用の踊り場が乗り降り場となります。
ですから、完全なバリアフリーとはいきませんが、
どの階の方でも、半階分だけ階段を上るだけでよくなります。
共用廊下がないので、階段の数だけエレベーターが必要となります。
1階に6軒あって、5階建ての総戸数30戸の住宅では、
3棟のエレベーター棟が必要になります。
私が、以前住んでいた大規模なマンション、
13階建て、1フロアに10戸のようなマンションでも、エレベーターは1基。
住宅の耐用年数とエレベーターの設置費用を考えると、
設置か住み替えか、どちらがいいのか判断に困ります。
階段がしんどいのは、とてもよく分かりますので、
何とかせねばとは、思っています。