ばんこが行く！

災害に強い昆陽池公園トイレが竣工

新しくなった昆陽池多目的広場のトイレ（パンフにリンク貼ってます）

 

１１月２日付で廃止となった旧トイレ、これはこれでスタイリッシュだった

 

親子トイレには、お着換え用のフィッティングボードもあります

 

午後９時には自動でドアが閉まります。

 

昆陽池公園多目的広場のトイレが新しくなりました。

場所は、少しスワンホール寄りになりました。

広さは、１４０㎡弱、今の規格ではこれくらいの広さが必要なんです。

太陽光パネル、木材の仕様、環境にやさしいタイル、災害時には昆陽池の水で流せる

など、環境と災害に配慮したトイレとなっています。

とてもトイレに見えません、カフェのようです。

 

このトイレの建設費は約１億円。

下水管や水道管の敷設なども含まれています。

１億円のトイレなんて！とお怒りのかたもいらっしゃいますが、

今の時代、このレベルのトイレではこれくらいのコストがかかります。

たくさんの市民の皆さんが利用されるトイレです。

環境に配慮しつつ、昆陽池公園のシンボルにもなり、

市民の皆さんが快適に利用していただければ、

お金を使った甲斐があるというものだと思います。

 

もう沈丁花の花が咲いています！

 

早春の花は香りが強いものが多く、

ロウバイ、梅、椿など。

沈丁花もその１つです。

 

日当たりのよい場所では、もうこんなに咲いています。

２月なのに、とびっくりしましたが、

気象予報士のコメントは、

「地球温暖化で今の２月はこれまでの３月の暖かさになっている」とか。

それならば、咲いたって不思議ではないのかも。

 

春の三寒四温。

明日からまた少し寒くなるそうです。

ご自愛ください。

 

 

第17回猪名川クリーン作戦に参加しました。

 

（昆虫館さんは、猪名川に棲む昆虫の標本を展示）

 

第１７回猪名川クリーン作戦。

私たちは桑津橋東詰河川敷に集合。

野球チームやサッカーチームのこどもたちや保護者さんたち、

流域の企業の皆さんもご参加くださいました。

（伊丹市全体では３００余人が参加されたとか！）

 

夏の間は草が生い茂って立ち入れない川岸近くまで歩み寄り、

とてもたくさんのごみを回収しました。

猪名川ヒメボタルの会が提案させていただいたアレチハナガサの駆除も、

みんなでやると、アッという間にたくさん引っこ抜くことができました。

 

アレチハナガサが猛威を振るっていたカヤの茂みには、

カヤネズミの巣跡を３つも発見！

今年の夏はいつもよりカヤが生い茂ってくれると嬉しいですね。

 

（アレチハナガサ、無い時）

 

（アレチハナガサ、ある時）

 

（抜いたアレチハナガサは回収しないで、そのまま枯れさせます）

 

（カヤネズミの巣跡）

 

（猪名川ヒメボタルの会からは２人で参加）

 

豚汁を用意してくださった、

伊丹市環境ネットワークの皆さん、ごちそうさまでした！

 

 

 

猪名川クリーン作戦・２月15日（土）にご参加を！

 

 

川の水が少なく、生い茂る草が少ないこの時期に、

猪名川をきれいにしよう！という活動です。

河原にはプラゴミが結構あります。

海に流れ出して、マイクロプラスチックになるのを防ぎましょう。

 

 

私たち、猪名川ヒメボタルの会は、今年はイオン近くの河川敷の活動に合流します。

ヒメボタルの会は、アレチハナガサの駆除活動を提案しています。

暖かかった今日は、下見に行ってきました。

 

 

カヤの間に見えるのが、アレチハナガサ。

繁殖力旺盛な外来種です。

河原のススキやカヤが少なくなったのは、外来種のせいです。

 

スコップで根っこから掘り起こします。

 

 

ぜひぜひ、ご参加くださいませ！

レジ袋の有料化はいよいよ7月からです。

 

 

プラゴミを減らすために、今年の７月から日本国中でレジ袋が有料化されます。

一昨年、「プラスティックごみゼロ宣言」を行った京都府亀岡市では、

プラスチック製のレジ袋を配布することを禁止する

「亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例」を

３月議会に上程し、可決されれば8月から実施する予定です。

この中で、販売店等はお買い上げ品を入れるプラスチック製レジ袋を

無償、有償にかかわらず提供してはいけない、

材質を紙などとする「生分解性」の袋に変えても、有償にしなさい、

条例違反の業者は市のHPに名前を載せますよ、と決めています。

これは、業者と購買者に負担を強いるケースです。

 

東京都では、「東京ユアコイン」の実証実験を行っています。

エコバッグを持っていくなどのエコな活動をするとポイントがもらえ、

１ポイント１円で利用できる、というものらしいです。

これは、購買者にメリットが出るケースです。

 

レジ袋の禁止だけでは、プラゴミ問題の抜本的解決にはつながりません。

いかに継続して、拡大した取り組みにしていくか、がポイントです。

エコバッグも繰り返し使わなければ、コスパやエネルギー消費のメリットになりませんし、

衛生的に使うために、毎回選択するなら、マイクロプラスチックが排水に流れ出します。

流通に使われる包装用ビニール、パックや袋、緩衝材、

実にたくさんのプラスチックが使われています。

包装材だけではありませんよね、スプーンにコップ、洗面器にザル・・・

プラスチック製品が無い生活は考えられなくらいです。

 

レジ袋を削減したらOK、ではありません。

ペットボトルをはじめとした、プラ容器やプラ製品を使わないようにする。

生活全般をリユース・リサイクルできる物に変えていく。

お醤油や酢は瓶を持って買いに行く、

木綿の大風呂敷を持って買い物に行く、

お肉や魚は対面販売のお店で新聞紙に包んでもらって持って帰る。

半世紀前の日本はそうでした、ちょっと不便だったけど。

（覚えているのは、私よりも上の年齢の人だけ？）

 

私たちがどうすればプラスティック製品の消費を減らせるか。

どういうお店に行きたいか、どういう製品だったら買いたいか。

私たち自身が解決策を考えれば、取り組みも力が入るというもの。

ぜひ、子どもたちにプラゴミを減らす方法を考えてもらって、

それを伊丹市の取り組みとして進めていただけたらな、と思います。

 

 

 

 

ビワの花

 

（中央デイサービスの植え込みに立っています）

（近くで見るとこんな花、結構地味です）

 

１２月というのに暖かい雨の日です。

冬の花といえば山茶花ですが、ビワの花も捨てがたい。

ビワの花はとても甘い香りがします。

暖かい雨にまったりと漂っています。

「杏仁豆腐」の香りという人もいます。

 

初夏に実をつけるサクランボなどは春に花が咲きますが、

同じような季節に実をつけるのに、ビワの花は冬に咲くのです。

ゆっくりと実をはぐくんでいるのでしょうね。

 

 

公園ではたばこのポイ捨てはやめてください！

 

 

先週の公園掃除の日もそうでした。

公園のベンチの周りにはたばこの吸い殻が散乱しています。

公園で一休み、で、一服されたのでしょう。

 

ベンチのすぐ前は砂場です。

小さな子どもたちが砂遊びをする場所です。

その近くにたばこのポイ捨ては、なりませぬ！

 

ご近所の方からは、

ガレージに火のついたままのたばこがよく投げ入れられる、

何とかならいないか、とご相談もいただいております。

駅前清掃では、たばこの吸い殻ゴミが一番多いのも事実。

 

たばこの値上げに、全面喫煙禁止場所の増加。

受動喫煙の加害者だ！くさい！などと非難ごうごうの

喫煙家の皆さんには、ご同情申し上げます。

たばこ税として１１億７４００万円のたばこ税を納めているのに・・・

 

ただ、

たばこのポイ捨てをしない、という最低限のマナーさえも守れない人は、

非難されて当然です。

 

落ち葉は燃やすゴミでしょうか？

 
（そうじの途中で気づいて、パシャリ）

 

（集めた落ち葉は、９０ℓゴミ袋５０個でした！）

 

（この通り、とてもきれいになりました）

 

 

今年最後の公園そうじは、落ち葉と格闘。

落ち葉はしっとりと濡れ、掃き集めると砂も一緒にくっついてきます。

袋に詰める時も、チリトチですくって入れるので、砂も一緒に入ります。

袋の重さは、葉っぱよりも砂によるもの。

せっかく入れてもらった砂をゴミに出すことや、

砂の重さでゴミの量が増えることが気になります。

 

公園の落ち葉はゴミでしょうか？

山の落ち葉は、踏み固められてたい肥となり山を豊にします。

公園の落ち葉も集めてたい肥にすることはできないのでしょうか。

燃やすごみに出さなｋえれば、ゴミの減量にも役立ち、

一石二鳥だと思うのですが。

 

モチロン、地元で提案したこともあります。

答えはダメ。

理由は、

落ち葉を公園の中に残しておくと、風に飛ばされてまた散らかる。

枯れ葉に火を付けられたら困ると近所の人が言う

ゴミの量が減るとか、砂がどうとか、知ったこっちゃない

でした。

それはそれで、分かるのですが、

やっぱり気になる落ち葉掃きです。

 

「９年目のフクシマ」の講演会を開催しました

 

 

東日本大震災による原発事故から９年目を迎えたフクシマ。

まだ、帰還困難区域が残り、裁判では東電の責任が問われませんでした。

台風１９号から１週間。

福島県での被害が一番大きかった。

自然は弱い所を更に叩く、なんとむごいことでしょう。

 

 

洪水では、汚染物質を入れたフレコンバッグが流出しました。

汚染物質は土砂や水と混じり、どこへ行ったのか分からないという。

雨で流された放射性物質もあるかもしれません。

汚染水は薄めて大阪湾に流せばいい、という松井大阪市長。

フクシマは今どうなっているのか。

はんげんぱつ新聞の編集委員の末田さんにお話ししていただきました。

 

 

今日の講演会では、原発事故の原因は、

１つには、地震による配管系の亀裂

２つには、津波による電源喪失

ではないか、と考えられると指摘。

しかし、裁判では、津波の被害が想定されたかどうかに絞られ、

「（事前に指摘されて認識していたが）想定外の津波だった、

万が一の事故対応を回避する対策を行うと、原発運営ができない」

と、（地裁では）無罪の判決が出た、とお話されました。

 

そして、フクシマの今は、

汚染土を造成地（かさ上げ地）の盛り土のアンコに使う、

その土の上に、今は花などを植えて、農業の復興を目指している。

汚染水は希釈して海に流す、という取り組みが提案されている。

福島県では甲状腺がんの発生率が明らかに高くなっているが、

因果関係を否定している。

県外避難者の補償を打ち切り、退去、家賃請求裁判が行われている、などなど、

被災地にだけ負担を強いることになっている、現状をお聞きしました。

では、原発電気を使っている日本全体で汚染土や汚染水を受け入れるべきか、

については、汚染物質は拡散することは禁忌であり、

国と東電が地元に深く謝罪し理解を求め、移動させず、

あと５０年保管すれば線量は０に限りなく近づく、そうです。

 

 

万が一の責任をとらない、国や電力会社の原発再稼働を

このまま進めていくわけにはいかない、と思います。

電気不足、電気代高騰にどう対応するのか、との問いを受けますが、

今のフクシマの現状をどうするのか、

また原発事故が起きたらどうするのか、には答えてくれません。

地球規模で見ても最悪の原発事故は、無かったことにはできません。

フクシマのことはずっと考え続けなければならないと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講演会 「９年目のフクシマ」

 

 

木曜日は久しぶりに、西宮北口駅でビラまき。

１０月２０日（日）に西宮市ウェーブで開催する講演会の案内です。

 

「講演会の案内です」とだけ言っていると受け取ってくれないので、

マイクでお話をしながらお渡しすると、結構受け取ってくださいました。

 

講師の末田さんは、はんげんぱつ新聞の編集委員を務めておられ、

会長以下役員の辞職を引き起こした原発マネーにもお詳しい。

また、大阪湾に流してもいい、と誰かさんが言っている汚染水。

山積みになっているフレコンバックに詰まった除染土。

原発事故から８年半が経って、フクシマの現実をお話してもらいます。

 

是非、お越しください。

 

猪名川の健康診断、結果は「良好」でした。

 

８月３日、土曜日、

「やってみようよ！猪名川の健康診断」を開催しました。

 

 

まずは水質調査。

ＣＯＤ（酸素供給量）、Ｐ（リン）、Ｎ（窒素）について試薬を使って

猪名川の水がどんな状態か調べてみました。

すべての項目で、「きれい」という結果に。

 

続いて、お待ちかねの水中生物を探せ！

浅い場所を選んで、網ですくいました。

連日の猛暑で川の水もお風呂のような温かさでした。

自分が魚になって泳いでいる子もいましたよ。

 

 

 

 

 

１時間ほどの調査のあと、捕まえた生き物を水槽に移して、

講師の先生から名前や生態を教えてもらいました。

 

この日捕まえた生き物は、魚類は稚魚ばかりでしたが、

・オイカワ（コイの仲間）

・カワムツ（コイの仲間）

・カワヨシノボリ（ハゼの仲間）

 

甲殻類では、

・カニ

・スジエビ

・ヌマエビ

 

昆虫類では

・アメンボ

・ヤゴ

 

私が覚えているのはこれくらい。

暑さでメモを取り忘れました。

子どもたちは、もっとたくさんの生き物を捕まえました。

 

猪名川ヒメボタルの会としては、初めての企画で、

開催までの準備が大変でしたが、

事故も無く終了することができて何よりでした。

来年も開催するには、もう少し人員が欲しいところです。

 

お世話になりました、伊丹市みどり自然課の皆さま、

ひょうご環境創造協会の皆さま、講師の日野様、

ライフジャケットをお貸しくださった伊丹セーリング協会の皆さまに、

深く感謝いたします。ありがとうございました。