先月のことですが、兵庫県内商工会議所女性会交流会が、
豊岡市で開催され、平田オリザさんの講演会を拝聴しました。
平田オリザさんは、演劇で有名ですが、
現在は、「兵庫県立芸術文化観光専門職大学」の学長さんで、
学長に就任するために、家族で豊岡へお引越しをされています。
今、まさにパブリックコメントを募集している
「アイホール」についても、熱いご意見をいただいていたので、
ぜひぜひ伊丹市に来ていただいて、アイホールを再建して欲しいものだ、
と思っておりました。
講演をお聞きして、伊丹市ではだめだったんだな、と理解しました。
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演劇を専門とされているオリザさん(オリザとはラテン語で稲、本名)は、
演劇教育に力を入れたいと思っていた。
また、EUでは、文化政策と観光政策は1つのパラグラフで語られている。
(合併して現在の)大きな豊岡市には、かねてより演劇文化があり、
山も海も食も堪能できる観光があり、宿泊もできるところが多くある(城崎温泉)。
ここに、全員寮生活をする若者200人が加わることで、強い人口インパクトになる。
今後、お金のある外国人は、豊岡市(城崎温泉)に来て、
演劇文化を楽しみ、観光巡りをし、ナイトカルチャー&ミューズメントを堪能する。
そうなると、滞在日数も長くなり、産業が潤う、
働くところがあれば、若い人が集まってくる。
日本(豊岡)は、家族で旅行に来ても安全に過ごせる国。
食文化、スポーツ文化、演劇文化、音楽文化、様々な文化もある。
ぜひ、神戸空港を国際化し、城崎温泉までのルート開発をすれば、
もっともっと人が来てくれる。
そんなお話だったと思います。
何故伊丹市ではダメなのか。
市域が狭い、人口が多い、宿泊施設が無い、観光が無い、
ということだったのかなあ、と考えました。
答えがどれかは、分かりませんが、
選んだのが豊岡市だった、ということが答えでしょう。