今週から来週にかけて、チャージ習慣のようです。
今日は、兵庫県立男女共同参画センター・イーブンの
30周年記念フォーラムに出席してきました。
イーブンは震災の1年前にオープンしていて、
2年目に震災に遭ったのでした。
いまでこそ、防災に女性の視点を、と言われますが、
当時は、大都市を襲った大地震という
これまでに経験したことの無かった大災害に、
「女性」が困り、悩むことが多く出てきて、
1週間後にイーブンの相談窓口を開けたそうです。
30年経って、女性の視点、女性の意見が
あらゆる場面に届けられるようになりましたが、
30年前とそれほど社会状況が変わっているとは思えません。
民間企業における女性管理職、女性役員の割合も1割留まりだし、
その結果、ジェンダー・エンパワーメント指数はOECD各国で最下位。
一方で、女性はもっと活躍せよ!育休中にも「リスキリング」しろ、と言われる。
家庭での役割分担も、そう変わっていない。
これでは、こどもを産んでいる場合ではない、と思いませんか?
人間として尊重されないのに、次の世代を産もうだなんて思わない。
これが、少子化の原因であり、少子化解消のヒントではないでしょうか?