webezでオンライン受講も可能になりましたので、
市民の方も何人か聴講していただけたようです。
農地が少ない伊丹市で有機農業について学習することは、
消費地として有機農産物を受け入れる、ということに繋がります。
いくら生産地で有機農業を推進し、有機野菜を作っても、
「価格が高いから、虫食いがあるから、形が不揃いだから」
等の理由で消費に繋がらなければ、有機農業に未来はありません。
化学肥料を使わないことで、土壌に負荷を与えないで済む。
また、化学農薬を使わないことで、
環境や人間の体に悪影響を及ぼさないで済む。
今盛んに言われている、SDGsな農業なんですね。
持続可能な農業は、
地球にも優しい、人にも優しい、
特に子どもたちの体の発達によい影響を与えます。
何か1種類でも有機農産品を買う事から始めませんか?
分かっていても、先立つものはお金です。
日本政府は、目先の価格だけを考えるのではなく、
持続可能な日本のために、
海外からの輸入に大きく頼る食糧政策を見直し、
農業(有機農業)や酪農を
支援すべきと考えます。
※当日の講演の模様は、西村先生のご厚意により、
後日、伊丹市議会のHPから視聴できるようになりそうです。