阪急伊丹駅から徒歩2分くらいのところにあった、
渡辺産婦人科の建物が取り壊されています。
産科の診療はだいぶん前にやめられ、
婦人科だけ数年前までは患者さんが来られていました。
病院前の駐車場で野良猫に餌をやっていた女性がいて、
さながら猫屋敷になっていた時期もありました。
ベビーブームの頃には、
たくさんの赤ちゃんがここで生まれたのでしょうね。
市内で出産できる病院は、
・市立伊丹病院
・近畿中央病院
・うぉーむ助産院
のみです。
以前から出産を扱ってはいませんでしたが、
産婦人科病院が解体されていくのを見るのは、
日本の将来を見ているようで、寂しいです。
医療関係の方々は、
「分娩を扱っている医療機関」とおっしゃいますが、
専門家でない私にしてみれば
「赤ちゃんが産める病院」の方がしっくりきます。
出産と分娩の違いは、
「分娩」は「母体から胎児などを母体外に排出し、妊娠を終了させること」
「出産」は「お母さんのおなかから赤ちゃんが生まれ出てくること」
のようです。