7月23日土曜日は、久しぶりに学習会に参加。
講師は、今中哲二さん。
トリチウムの含まれた汚染水を海洋放出する、
という政府の方針が昨年4月に出されました。
福島の漁業関係者の反対は大きく、
国際的にも非難を受ける可能性も大と考えられます。
東電と(原発事故の責任を問われなかった)国の
目先の課題解決のために、汚染水の海洋放出を進めることが、
復興に向かって必死で歩んでいる福島の人たちを切り捨て、
将来にわたって日本の国の信頼を失うことになるのはないでしょうか。
東日本大震災から11年経って、
電力不足もあってそろそろ原発を動かす必要があるのでは、
と訴える人が増えてきています。
しかし、福島原発の事後処理はまだ何も終わっていないし、
廃炉については始まってもいない、とお話をしてくださいました。
ほんの一時期の電力不足のために、今原発再稼働へ向かうことが、
正しいのか、先の参院選では争点にもなりませんでした。
電気代が上がるのがいやだから原発の電力でいい、
で本当に良いのでしょうか?
今中さんは、今年11月、
東リ伊丹ホールで開催される
「さよなら原発1000人集会」でもお話してくださる予定です。