17日の都市企業常任委員協議会で、
市民アンケートの結果が報告されました。
アンケート結果としては、
今のまま残すことは難しい、と7割の市民が考えていること。
演劇部の学生からは、専門家の指導が部活にとても有益である、
アイフェスやアウトリーチは続けて欲しい。
演劇の専門家からは、発表の場としての箱を残して欲しい、
既存の設備の維持までは求めない。
その上で今後の事業の方針が説明されました。
・向こう3年間は演劇ホールとして存在させるが、
・自主事業は行わず、劇団の方に積極的に利用してもらう
(貸館として適切な利用料を求める)。
・アイフェスは続ける。
・アウトリーチは、プロの支援をお願いする(今もそうです)。
・3年の間に、方向性を決める。
(演劇用のホールを別のホールに設ける、用途変更する、このまま貸館とするなど)
・補助金は、教育の分野での申請を考える(演劇の教育効果)
協議会に提出された資料をすべてをここに貼り付けます。
(クリックすればフルページでご覧いただけます)
最後に令和2年度の事業決算も貼り付けます。
経費には財団の職員の人件費は含まれていません。
アイフェスやアウトリーチが高評価ですが、
奏楽などの部活にも同様の支援があればなあ、とも思います。
今回の活用検討は、アイホールだけを狙い撃ちにしたものではなく、
伊丹市にホールが3つもあることから、
市民利用の度合いと経費負担を考えて、アイホールの活用が検討されたもので、
オール伊丹で考えるべき課題と思っています。
市民の声を聴け、と言う声に応えて市はアンケートを取りました。
その結果が自分達の思いと違う内容だったとたんに、
イヤ市民は何も知らないから、専門家に聞くべきだ、
市民の声でなく、市が演劇文化を主導すべきだ、
との声もいただいております。
長期的な視点で、伊丹市民のためになる決定がなされるよう、
議会でも引き続き議論をしてまいります。