7月14日に伊丹空港にオープンした、
「木下グループ 新型コロナPCR検査センター」を
会派で視察させていただきました。
場所は、北ウイングのまだ北にある、レンタカーステーション内です。
こちらの凄いところは、
検査結果が30分で出て、陰性証明書がもらえるところ。
陰性証明書も検査費用の中に含まれています。
ただ、こちらは医療機関ではなく、あくまでも検査センター。
証明書も公的なものではなく、海外渡航の際に効力を発揮するものではなく、
かかっていないよ、という安心を得るためのものと考えてください、
と、案内をしてくださった柴崎マネージャーが教えてくださいました。
例えば、久しぶりの帰省前に検査を受け、
陰性証明書を実家の両親に見せて安心させる、とか。
北海道や東京といった感染爆発が起きている地域に出張に行った方が、
飛行機を降りてから検査を受け、発行された陰性証明書を
家族に「かかってないよ」とお土産にわたす、とか。
(陰性証明書は、名刺サイズ。これに手書きで書き込んでもダメです)
また、場所が空港内になっているので、
航空機利用の方限定なのかと思っておりましたら、
どなたでも利用できるそうです。
(申込はネット予約が必要、上の画像を拡大すればQRcodeが読めます)
企業さんで近くに感染者が出たので、念のために検査をする、
とか、企業の福利厚生の一部として検査を受けるとか、
そのような使い方もあるそうです。
検査センターでは、
今のところ一日平均250件の検査を行っているそうですが、
Max1000件まではこなせるそうです。
航空機の離発着の時間にむらがあるので、
検査を希望する方の数も時間によって増減するそうです。
多い時間帯に対応できるような人員配置、検査体制となっているので、
検査には余力があります、という事でした。
医療機関ではないとはいえ、
検査機器は最先端の精度の高いものを使用されておられます。
びっくりするのは、検査費用の安さ。
唾液で高原定量検査を行う「クイック検査」は2,100円。
伊丹市民なら200円引きになります。
現在、北海道、沖縄、福岡行きの便を利用される方は、
国からモニタリング検査の対象となっており、
無料で検査が受けられるようになっています。
検査を受けなければ搭乗できないわけではありませんが、
陽性と出た場合には、搭乗できません。
ちなみに、陽性出現率は1%程度だそうです。