今日の一般質問は、GIGAスクールの整備状況について。
整備状況は、児童生徒全員に1台ずつタブレットが渡り、
すべての学校、体育館を含めたすべての教室でネットに繋がりました。
すべての先生がタブレットを使った授業を行っていること、
導入した学習支援ソフト「スクールタクト」はこの先もずっと使い続ける
(年間使用料約3200万円)予定であること、
端末利用ガイドラインやネットルールなどを整備し、
教育委員会内で「情報教育推進計画」を作って、学校と進めていくこと、
などがわかりました。
また、保護者からの要望の強い、タブレットの持ち帰りについては、
早い時期に持ち帰って、家庭での自主的な学習ができるようにする、
と答弁をもらいました。
(近隣市では、川西市はすでに持ち帰っている、三田市、尼崎市、宝塚市は
新年度から持ち帰らせる予定、だそうです)
昨年の一斉休校で家庭にネット環境が整っている、と答えた家庭は
90%を超えていたそうですが、どこの家庭でも、Wi-Fiがあり、
こども1人に1台使える状態ではないことは、想像できます。
すでに家庭で使っている子はいいですが、そうでない子は
その分、慣れやスキルの習得が遅れます。
希望者用にストックしている、無線ルーター500台も含めて、
新学期から持ち帰れるように、要望しました。
また、学校と家庭との連絡も、メール等で
双方向のやり取りができるようにすれば、校務の削減にもなる、
との提案には、進めるとの回答でした。
学校のICT化を進めるには、外部の力を活用することも大切です。
新年度で予算要求しているICT支援員は、
パートタイム会計年度任用職員で、週37.5時間勤務で
年収は、社保込み約364万円。
この金額で本当に優秀な人材が来てくれるでしょうか?
現在、市のHPや広報いたみで募集記事を掲載してるようですが、
就職情報誌を含めて、市内外から広く募集し、
副業や派遣を含めて、柔軟に採用するよう求めました。
新型コロナの感染拡大で、一期に導入されたICT教育。
家庭に持ち帰った子どもが、ゲームやyou tube漬けにならず、
自主的な学びができる文具として活用して欲しいと願っています。
質問の様子は、来週末あたりからオンデマンドで視聴できます。